《秩父弁》公開講座
 埼玉県の秩父地方には、「秩父弁」と言われる独特の方言があります。
秩父人はその「秩父弁」で会話することにより、親しみや安心感を持つことができるのです。
日常は、いわゆる標準語を使い、殺伐とした人間関係の中にいても、秩父に帰ったり同郷の秩父の人と「秩父弁」で会話すると、なぜかほっとして生活の中にちょっぴり頑張ろうという力が湧いてくる気がするのです。
まさに「秩父弁」は、人の心と心をつなぐ架け橋、言語なんです。現代社会に失われた人間味やあたたかさを感じるのです。
最近、失われつつある「秩父弁」を掲載します。もっともっとあるはずです。
下記のメールで皆さんからの秩父弁の追加をお待ちしてます。
 メールをお待ちしてます。

時節の会話
     今年の芝桜のじきゃぁ終わったんべぇ。
    今年も、えれぇ人が来たもんだいなぁ。さみい日とぬきい日がうんとあったんではえぇ花とおせぇ花があったいなぁ。

   どんぬぐれぇ人が来たんだんべぇなあ。みせぇやってりゃぁうんとうれたんだんべぇなあ。     5月10日作
秩父弁 意味 秩父弁 意味
あちぃ 熱い・暑い ちっちぇー 小さい
朝っぱら 朝早く ちっとんべえ 少し
いいあんべえ 良い具合 ちょうきゅう 正確
いてえ 痛い つええ 強い
つるっとく 吊るして置く
いるかさぁ いますか? つっぺぇしこむ 押し込む
うちゃぁる 捨てる てえげえ たいがい
うっかく・おっかく 折る てえこ 太鼓
うめえ 上手い でけえ 大きい
うんと 沢山 でねえ 出ない
えれえ 偉い・大変 てんでぇに それぞれに
とぶ 走る
おきゃあしねえ 置かない なから 大体
おごと つらい、大変な事 なんだんべえ 何ですか
おっかあ 自分の奥さん ぬきい・ぬくい あったかい
おっきりこみ 太く短いうどん はあ もう
おっとう 自分の旦那さん はしっけぇ すばしこい
おっぺえす 押すこと ひだりい お腹が空いてる
おとこし 男の人 ひゃっけえ 冷たい
おめえ おまえ ふえんどう スズメバチ
おらあ 自分のこと ふんとけえ 本当ですか
おらがち 私の家 へえる 入る
おらがほう 私のほう へげる はげる
おんなし 女の人 ほりねえ はずかしい
かかあ 奥さん まさかわけえ 随分若い
かてる まぜる
きぃやあしねえ 来ない まじい まずい
きりゃあねぇ きりがない まっと もっと
口べえ 講釈だけ めたらっこ でたらめ
めっかんねえ 見つからない
くまげえ 熊谷 めっためった 何回も
くれらあ あげる やてえ 屋台
くんろい 頂戴 やまんねえ 山のふもとの方
けえーす 返す ゆんべ 夕べ
げぇーやねぇ つならない よええ 弱い
けえるべぇ 帰ろう よさげ・よげ 良さそう
こんがらかる 複雑になる よっぱり 夜更かし
さみい 寒い よっぱれえ 酔っ払い
さんざ 飽きる よめご お嫁さん
じゅうくう 生意気 わきゃあねえ 簡単
しりゃあしねえ 知らない わけえし 若い人
ずいてる 生意気
すけてくれぇ 手伝って わっくさ カメムシ
すんべえ しようよ わるげ 悪そう
ぜね お金
せやあねえ 大丈夫
そうだむし そうですね
そうでがんす その通り
そおけえ そうですか 〜かさぁ? 〜ですか?
そそらっぺえ いい加減 〜かあねえけえ 〜くはないですか
そらっこと でたらめ 〜したでぇ 〜したよ
そらっぺえ 〜すべえか? 〜しようか?
そんなこたあねえ そういうことは無い 〜だんべえ 〜でしょう
そんぬぐれえ そのぐらい 〜なんよ 〜です
たまか つつましい 〜やるべえ 〜やろう
たらっぺ たらの芽 〜つぅんなぁ 〜って聞いたよ
たんと たくさん