秩父夜祭見所解説

国指定重要民俗文化財 日本三大曳山祭

中近巴會のホームページです 秩父観光協会のホームページです Web Guide 秩父のホームページです
秩父夜祭写真 2004年秩父夜祭

ここでは秩父夜祭の歴史や祭りのポイントを紹介します。

秩父夜祭は、京都祇園祭飛騨高山祭と並び、日本三大曳山祭の一つに数えられる祭で
300有余年の歴史がある。

中近下郷宮地上町中町本町の6台の屋台・笠鉾が、
国指定重要有形民俗文化財になっている。
 埼玉県秩父地方には、年間300を超えるお祭りがあるが、秩父夜祭はその中で最大のお祭りである。

祭りの目的

秩父神社の女神(妙見様)と武甲山の男神(蔵王権現)が年に一度、公園の亀の子石
会うのをを祝う祭です。
以前は、「妙見様のお祭り」とも言った。

行事


12月3日の大祭には、絢爛豪華な四台の屋台と二台の笠鉾が独特の太鼓囃子のリズム
のって曳き廻されます。夜には、無数のぼんぼりに火が灯された6台の屋台・笠鉾が
神社から約1km離れた御旅所に曳き上げられ、その間、夜空に次々と仕掛け花火やスターマイン
打ち上げられ、祭も最高潮に達します。

祭りのポイント

最も盛り上がる12月3日以外でもいくつかのポイントがあります。

山車の組み立て


山車は屋台蔵に一年、バラバラに解体して保存してあったものを
釘を一本も使わずに一日かけて組み立てていきます。
山車の組み立ては下郷と中近以外は祭りのある前の日曜日なので
是非屋台の豪華絢爛な姿が完成していく過程を見学して見て下さい!

太鼓の練習

夜祭の1週間ぐらい前から毎日、山車を持つ各町内会で太鼓の練習をしています。
秩父屋台囃子の太鼓の音が至る所で聞こえてくると夜祭の本番も目前です!

12月2日の宵祭り

12月2日には中町・本町・上町・宮地の屋台が曳き回されます。
この日は12月3日よりも人がだいぶ少ないので、間近でゆっくり山車を見ることが出来ます。
また、花火も打ち上げられるので、2日はお薦めですよ!



秩父夜祭例大祭(12月3日)のポイント

秩父の人は朝6時の大きな花火の音で目が覚める。今年もこの日がやって来た!
家から徒歩で秩父神社に向かう。
その頃には、秩父の街中に秩父屋台囃子の音が響き、山々にこだましている。
坂氷というところの坂を降りていくとそこから歩行者天国になっている。
秩父神社の周辺には、すでにいくつかの国指定重要有形民俗文化財の屋台・笠鉾が
乗り子の「ホーリャイ、ホーリャイ」の掛け声と共に曳き出されている。

正に 動く東照宮陽明門という別称で形容できる、豪華絢爛な山車である。
祭り好きの秩父の人にとって気分は最高である。
数多くの露店が出ている。

1.秩父駅(じばさんセンター)前の坂を曳き上げられる下郷

下郷笠鉾(夜祭の山車の中で最大)が午前11時過ぎごろ秩父駅(じばさんセンター)前の坂をのぼっていく
このとき下郷は補助の4本の綱を張っていて、
正にフィナーレの団子坂を連想させるかのような迫力である。
その坂をのぼりきると、90°の方向転換(通称"ぎりまわし")があり太鼓は、
「たまいれ」という小太鼓のみの演奏になる。
方向転換は、てこの原理で屋台を持ち上げ(物理学の観点からいうと、力のモーメントの問題である。)
屋台の下に心棒というものを入れて屋台を浮かせて、方向転換する。皆、真剣そのものである。
その後何回かの”ぎりまわし”を行なって、神社にたどり着く。
下郷は午後7時の御旅所への曳き回しまで、秩父神社にその絢爛この上ない姿で置かれている。


2.屋台歌舞伎

お昼過ぎになると、上町・中町・宮地・本町の当番制の屋台が張り出し舞台をつけて
見事な屋台歌舞伎を演じる。観光客は、その勇姿に皆大きな拍手を送る。
屋台歌舞伎は、国指定重要無形民俗文化財になっている。
曳き踊りというものも行なわれる。

3.増えてくる人

これも1つのポイントとしてカウントすべき点である。
午後6時ごろにはすでに街中が人の山と化している。
とにかく多くの人(3日が平日で20万人前後、土、日にぶつかると30万人前後)が夜祭に訪れる。
特に秩父神社内は、身動きが取れない状態になってしまうので注意が必要。
秩父神社には、毎年御神馬が奉納されていて、御神馬が立派かどうかで次の年が占えるらしい。
神社には早めに行って御神馬も一緒に見ておいて下さい!
このころから団子坂を中心に規制がしかれ、警備も着々と進んでいく。

4.無数のぼんぼり

夜になると各屋台・笠鉾は、曳き回しに向け、数多くのぼんぼりを山車の至る所につける。
ぼんぼりをつけた山車の姿は、動く不夜城そのものである。

5.秩父駅前から神社前に移動

午後7時前後に各山車は市内を曳き回し、御旅所への出発は、今か今かという興奮状態になる。
このとき街角で、方向転換のぎりまわしが行なわれているのを見るのも、
また昼間と違った迫力・感動を味わえる。

6.「ベスト電器秩父店」前に移動

ここはお勧めのポイントである。
というのは、御旅所に向かう6台の山車を全て良い角度から見られるからです!
      また、この後に団子坂にいくことを考えると、何台かの屋台がここを通過するのを見てからでも間に合うのです。
いよいよ午後7時になると、中近・下郷・宮地・上町・中町・本町の屋台・笠鉾は団子坂に向けて出発する。
順番は必ず中近・下郷・宮地・上町・中町・本町の順番で出発する。

7.桟敷って最高!

NTTの後ろと団子坂と御旅所に桟敷があり有料ですが、やはり、お金を払っただけの価値はあるものです。
以前、NTTの桟敷(矢尾商店のすぐ近く)で見ましたが、
上から見下ろして山車が次々に通過していくのを見ることが出来るのです。
山車の引き手が「わっしょい、わっしょい」と酔っ払いながらの盛り上がりや、
もみ合いも見ることが出来る。
桟敷の前では山車が止まってくれる可能性が高く、観光客と引き手、皆で盛り上がることも出来る。
また、打ち上げ花火も右手にしっかりと見えるのも大きな特徴!

.最高の盛り上がり”団子坂”

団子坂直前に、秩父鉄道の踏み切りがあります。
12月3日の夜は屋台が通行できるように、架線を取り外します
踏切の架線は秩父夜祭りのために、取り外しができる特殊な架線を つけているのです。
18時頃にはその架線を外し、 その直前から架線の送電を停止します。
夜祭り終了後に すぐに架線を繋いで再送電します。今宵ばかりは列車よりも 夜祭りが優先です。

団子坂では6台の山車が結構急な坂を曳き上げられるのですが、
これが横から見ているとなかなか山車が見えてこないので
各山車の名前が描かれた提灯が最初に見え、しばらくして
山車の先頭が見えてくると、やっと来たかっていう感じになります。
また、団子坂を曳き上げるとき、小太鼓は速い調子に、
大太鼓はずうっと連打になります(連打はかなり疲れます!)。
1台1台の山車がゆっくり引き上げられると共にスターマインも打ち上げられ、大きな歓声があがり
ペンにも言葉にも尽くせないほどの感動を覚えます。
秩父夜祭のまさにクライマックスです。
秩父夜祭って最高ですね!


.夜祭を彩る美しい花火

秩父夜祭といえば価値のある冬の花火大会です。
2日の夜には単発花火とスターマインが1時間程度打ち上げられ、
3日には大スターマインが20:30〜22:00まで何発も打ち上げられます。
国道140号が車両通行止め(19時から23時まで)になるので、そこからゆっくり見られます。
我が家は花火の打ち上げ会場のすぐそばなので、花火の音が真上に聞こえ、家が揺れます。
      当日の風向き次第では煙の流れが変わる為、花火の見え方がかなり違います。
    いつもあまり煙の影響を受けないことを願っています。
         風が強い日は中止になることもあります。
冬の夜空に打ち上げられる秩父夜祭の花火の美しさは言葉を失うほど群を抜いていますよ。

10.秩父夜祭の夜は長いよ

夜祭は6台の屋台・笠鉾が団子坂を曳き上げられ御旅所に勢ぞろいした後も、
御斎場祭という行事があり、 その後、やっと団子坂を曳き下ろすのです。
この曳き下ろしも見られる人は見てみてください!
6台の山車がそれぞれの屋台収蔵庫に帰還するのは
山車によっては午前2:00以降になるものもあります。
その後屋台・笠鉾は、各パーツごとにバラバラに解体されて、1年後の祭りまで収納されます。

11.数多くの露天商


毎年、秩父夜祭には、1000軒を超える露天商が出店します。
日本の祭りに露天商の出店は、欠かすことができない一種の風物詩のようになっています。
秩父夜祭の長い歴史で一度だけ、主催者側と露天商間のトラブルによって
出店が一軒も出店されなかった年がありました。
大変さみしい秩父夜祭だった記憶があります。
夜祭の帰り、いつも定番のジャガバタージャンボたこやきを買って、我が家に帰ってきます。
あったかくって本当においしく、
豪華絢爛な山車の団子坂の曳き上げと打ち上げ花火を見た後の体の冷え込みを和らげてくれます。

12.秩父の寒さ

何と言っても秩父の冬の寒さは厳しいものであり、夜祭の日の夜は、身を切るような寒さに襲われます。
山車を待っている時間が長いので、この厳しい寒さは身にこたえます。
甘酒などあったかい飲み物や食べ物が非常においしく感じますよ。
ホッカイロはもとより、周到な防寒対策をして来て下さい!

13.六日まち

昔の秩父夜祭は12月1日からの6日間、祭りが行なわれていました。
しかし、今でもその6日間は何かしら行事があるので、是非、秩父に来て見て下さい!
 

14.追記(写真のポイント)

私は写真の技量がないので残念ながらいまだにいい写真(特に夜)が
撮れていませんが、写真のポイントを挙げておきます。
秩父夜祭はその名の通り、やはり「夜」の写真が注目されます。
@ 12月3日夜7時頃の秩父神社の中、山車が出発する直前。
ただし、大変な人ごみの為、中に入れないか、入っても
今度は脱出するのが大変なので覚悟が必要。
A 団子坂を引き上げられる山車。ここはなかなか写真が撮れません。
B 夜空を彩る冬の花火。山車に気をとられていると見逃してしまうかもしれません。
C 秩父公園に引き上げられ、揃った6台の山車、スターマインが背景にあれば最高級写真。

12月3日の鉄道ダイヤ

毎年12月3日は、臨時列車が増発されます。
秩父鉄道西武鉄道各社でお確かめ下さい。

秩父 横瀬 うららかよこぜ 横瀬町役場 公式HP 秩父市 横瀬町 高沢洋樹 秩父夜祭 高澤洋樹